そもそも年金とは

一般的に年金というと老後のイメージが強いですが、年金はそれだけではありません。
年金制度は、人生における3つのリスクに備える“社会保険”です。

人生における3つのリスク

リスク対応する年金内容
① 加齢老齢年金加齢により収入が減った際の生活を支える
② 障害障害年金病気やケガで働けなくなったときの所得を保障する
③ 死亡遺族年金残された家族の生活維持を支援する
ポイント: 年金=老後の資金だけでなく、現役中のリスクにも備える社会保障制度です。

年金制度の種類(2階建て構造)

階層制度名加入対象特徴
1階 国民年金 日本国内の20歳~60歳すべての人 全国民共通の基礎年金
2階 厚生年金 会社員・公務員など 国民年金に上乗せされる(報酬に比例)
ポイント:会社員や公務員などは自動的に国民年金と厚生年金の両方に加入しています。

年金の保険料(令和8年度)

制度保険料備考
国民年金 月額 17,920円 令和7年度は17,510円
厚生年金 報酬月額の18.3% 会社と本人で折半 (本人負担は9.15%)
月収30万円の場合の目安:
厚生年金保険料は約54,900円(会社負担27,450円+本人負担27,450円)
※この保険料の中に国民年金の保険料分も含まれています。

年金の受給額(令和8年度)

区分条件月額(令和8年度)年額換算
老齢基礎年金(満額) 40年納付(全期間保険料納付) 約70,608円 約847,300円
老齢厚生年金(モデル世帯) 夫:平均標準報酬45.5万円×40年
妻:第3号被保険者
約240,970円(夫婦2人合わせて) 約2,891,650円(夫婦2人合わせて)
改定率:物価・賃金上昇に伴う増額
→ 前年度よりも年金額がやや上昇しています。

まとめ

ポイント内容
制度の目的老齢・障害・死亡という3大リスクに対応する公的保険
構造「国民年金(1階)」+「厚生年金(2階)」の2層構造
保険料国民年金:17,920円/厚生年金:報酬の18.3%(折半)
受給額の目安単身:月約7万円/夫婦:月約24万円
今後の見通し制度は維持されつつ、少子高齢化に合わせた微調整が続く見込み<

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